段ボールは、軽量でコストが安く、リサイクルしやすいというメリットが ありますが、水分や湿気に弱く、強度も低いというデメリットもあります。 海外に輸出する場合は、海上や航空の輸送中にさまざまな環境変化に さらされるため、錆の発生を防ぐためには、段ボールだけでは不十分です。
そこで、段ボールの内側にバリア包装(真空包装)を施すことをおすすめ します。
バリア包装とは、製品をバリアで覆い、その中に 乾燥剤(シリカゲル)を入れて空気を抜き、真空状態にする内装作業です。
この方法は、外気の影響をシャットアウトするため、海上の塩分や湿気、 温度変化などによる結露からくるサビを防ぎます。
また、製品の形状や 大きさに合わせてカスタマイズできるため、柔軟性も高いです。
段ボールと バリア包装の組み合わせは、強度と防錆性を両立させることができるだけ でなく、コストも抑えられるため、自動車部品の海外輸出に最適な 梱包方法だと言えます。